最終目標に対してすべきことを考える

最初に

これは、時々頭の中で考えてはいることであるが、文字を用いて具現化することで現状を論理的に捉え、改めて自分に対して提言をするためにこの記事を書くものである。要するに自分用のノート、備忘録としての記事。もしこれを見る人がいて何かを感じる人がいたらそれはそれで面白いかもしれない。

 

目標

私の東方原作に置ける最終目標は、Windows版全整数作品のLunaticノーミスノーボムフルスペカである。全機体やりたいという訳ではなく、その作品の最強機体もしくは愛用機体(妖夢)を用いて1機体でもNN出来れば良いと私は考えている。

例外的に、花映塚だけはボムの概念が他作品と異なるため、妖夢でLunaticノーミス(残8)クリアを目標としている(この記事を執筆段階では観測する限り達成者1名)。

 

絶対原則

一旦話が逸れるのだが、私はゲームを楽しむことを「絶対厳守」と考えている。これは目標ではなく、守らねばならない約束としてのものだ。「〇〇に勝ちたい」などの感情は基本的に覚えない。楽しめればそれで良いのである。勿論、ゲームをしていて上手く行かずイライラしたり、ストレスを感じることはあるが、同時にそのゲームを楽しんでいるのならばその感情すら必要なものだと考えている(その情動を人前に見せるべきかということは別の話)。

そして、この先程あげた目標は、私が東方を最大限楽しむためのフローチャートと形容してもあながち間違いではない。弱機体NBやスコアタに全く興味がないと言えば嘘になるが、これらの行為は"私が"最大限ゲームを楽しむためには寄り道的な行為であると考えているのだ。

 

夢と目標と約束

話を戻す。最初にあげた「全作品LNN」というものは「目標」である。「夢」ではない。これらの違いは実現可能かどうかである。"実現可能でないといけない"ものが「目標」であり、"あくまで願望として脳内に存在している"ものが「夢」である。

すなわち、私にとっての目標である「全作品LNN」とは挑戦段階、そして挑戦して成長していくうちに「全作品LNNは実現可能である」と確信(あわよくば証明も)できるものでなくてはならないのだ。

しかし、このまま東方を続けていて果たして全作LNNができるのか。それを疑問に思ったためこの記事を書いたというのがもとのきっかけである。そこで、私が現在の実力で達成できるLNNを予想してみた。

予想の基準は「突破率が25%を切る弾幕があるかどうか」「突破率50%程度の弾幕が複数個あるか」などを総合的に考えたものである。そもそもLNBすら達成してない作品が大半なので、本当にこれは根拠が弱いただの妄想でしかないのは断っておく。

 

紅・星・紺・虹 → 今の実力で足りているとは到底言えない

花・地・天 → 今の実力で足りるか怪しい

妖・永 ・輝・鬼 →実力は足りているのでやるだけ

風・神 → 達成済み

 

私は以上のように予想する。

オレンジの3つは置いておいて、確実にNNが出ないであろう4作品の根拠について一応記しておく。

 

紅→本できない 難所多すぎ

星→難所多すぎ弾速すぎ

紺→5ボスも弾幕地獄もできない 長すぎ

虹→火力足りない 3,4ボスが異常

 

しかし、ここで私は「理論上はNN達成できる」ということを改めて記しておかねばならない。例えば、私は紺珠伝Lunaticを完全無欠モードでNBクリアしている。つまり、理論値プレイを貫き通せばLNNになるということだ。しかし、この実力が備わっていることと「NNが実現可能である実力を持っている」という事実は、あまりにもかけ離れているということは私にも、無論、読者の皆にもわかってもらえることだろう。この2つの違いは一体何か。

一つは時間的差異であろう。例えば、1%でしか超えられない弾幕があったとして、その箇所に行くために30分かかるとしたら(弾幕地獄を1%で取る人を想像)。100回その地点まで行くには3000分かかるわけだが、それでもその1%の弾幕を100回やって超えられる確率は63%である。当然、30分プレイしているうちにも数々の難所があるわけで、その中にまた3割でしか取れない弾幕などが入ってきたら……計算する気も失せるほどNNが出る確率が低く、時間もかかることがわかるだろう。

つまり、確率が低すぎると途方もない時間が必要になってしまい、STGを現役でプレイする間、もっと大げさに言ってしまえば生きている間ずっと東方をプレイしていたとしてもLNNは出ないかもしれないということなのである。生きている間にLNNが出ないのあれば、LNNが実現可能とは言えない。

しかし、私にとって重要なのはこれらの差異ではない。私にとっての本当のこれらの違いとは、楽しめるか楽しめないかということなのである。

例えばNN出る確率を単純計算した結果が0.0001%だったとする(突破率1割の弾幕が6つある程度)。さすがにNNを狙うには厳しすぎる確率である。しかし、それでも豪運の持ち主であればLNNが出るかもしれない。そんな一縷の望みだけを頼りに先の見えない夢に挑み続ける……その行為は、本当に楽しいといえるだろうか? 否、私は楽しむことなどできないのだ。

実力が備わっており、それでもなお難しい目標に対して挑み続ける瞬間こそ、楽しいと思うのではないのか。私が言いたいのはこういうことである。

 

先ほど、私はゲームを楽しむことを絶対厳守としている、と豪語した。もうお分かりだろうが、「確率的に極めて望みが少ないながらも、一応NN達成できるだけの条件は揃っている」というものは、私にとっては楽しくないので、実質NN不可能と同義なのである。これに当てはまってしまうのが先ほど挙げた4つの作品なのだ。

 

対策

ならば私はどうすべきなのだろうか。答えは簡単であり、成長すればいいのである。

成長しろと言われてもどのようにしたらいいかはわかりづらい。何せ、東方には「攻略本」であったり「参考書」であったりするものはなく、せいぜい知識でなんとかなる部分を個別に対策するという一対一対応の対策しかできないからである。そんな中、気合避け力をつけるにはどうしたらよいのだろうか。

(そもそも、気合い力とは何かという話をしたいのだが、ここでその話をすると話がそれてしまうので今度気が向いたときに執筆したいと思う)

これも、答えは簡単で、いろんな作品をやればいいのである。できるところから、確実に詰めていけば良いのである。

東方シューターなら誰しも経験があるだろう。「とある作品のノーマルをクリアしたら、ほかの作品のイージーのやり方がなんとなくわかった」とか、「とある作品のルナティックをクリアしたらいろんな作品のノーマルが余裕になった」とか。自らが内包する実力を育てていくことが、着実と成長につながるのである。

この内包する実力というものは、テストの点数のように数値化することができない。だからこそ、自分が成長しているかということにシューターは度々悩まされるのである。

私は、表象化できないからこそ、努力し続けねばならないと思っている。悩み、そこで止まるのではなく、ただひたすらに続けてみる。3000字にわたって文章を書き連ねたまとめがこれかと思われるかもしれないが、関係ない。継続は自信となり、自信は力に直接的に連続し、力は結果となって現れる。継続は結果となるのである。これが、私の信念なのだ。

そして、もう一度ここで立ち戻るが、この工程を楽しまなくてはならない。継続というものをマンネリ化せず、自分なりに楽しむこと。これが私にとっては絶対なのである。

他の人にとっては楽しむことは絶対でないかもしれないが、楽しんでいれば脳の学習力も向上するといわれているし、結果だけを求める人にも効果があるかもしれない。何より、つまらないよりは楽しい方がいいであろう。

 

まとめ

ゲームを楽しめ。そして楽しみ続けろ。そうすれば結果は必ずついてくる。疑わず、ひたすらに努力することこそが、最善最良の目標達成プロセスなのである。

これが私の信念であり、そしてこれを忘れるかもしれない未来の私への提言なのだ。いつか全作LNNを達成し、この記事を読みに戻ってきたときに「嗚呼、過去の私の信念は正しかった」といえる日が来ることを切に願っている。